ゴルフと日焼け3|ランチにはサラダ、豚肉、冷奴を食べ日焼けに備えてビフォーケアをしよう
生涯スポーツ・ゴルフと健康「末長くゴルフを楽しむために」|第15回
梅雨の晴れ間は、最高のゴルフ日和です。フェアウェイに飛び出して快晴のラウンドを存分に楽しみたいものですが、日焼け対策を忘れると大変なことに…。日焼けを引き起こす紫外線量は5月、6月から夏にかけてピークを迎えます。しっかり予防して、肌もゴルフも、ハツラツさをキープしましょう。
前々回は日焼けのメカニズムと予防の重要性、前回は日焼け止めの選び方と塗り方などを学んできました。「ゴルフと日焼け」最終回となる今回は、ラウンド後のケアや美白を取り戻すための食事やサプリメントやオススメ習慣について考えてみましょう。
唐突ですが、まず初めに「きゅうりパック」について。女性の多くは、日焼けをしたあと皮膚の炎症をクールダウンさせ水分を補うために、きゅうりやレモンのスライスなどを顔に乗せるパックをしたことがあるのではないでしょうか。有効性はあるのか、皮膚科医の松本美緒先生(五反田・サザンガーデンクリニック副院長)にお聞きしました。
「クールダウンの効果はゼロではないと思いますが、食材パックはやらない方がいいですよ。肌がすっぴんのときは皮膚のバリア機能が弱くなっています。バリアが弱いところに直接食材を乗せると、例えばきゅうりなら、きゅうりのアレルゲンが皮膚のなかに入ってしまうことがあるからです」。
食材によってよし悪しがあるわけでもないので、食材パックはすぐに中止した方がよさそうです。