100切りゴルファー必見! トラブルショットでは安全脱出を第一に考えてスコアロスを防ぐ!
PGA初の女性A級ティーチングプロ 中村英美がレクチャーする「100を切るためのお約束!」|第12回
ラウンド中にトラブルはつきもの。ラフやフェアウェイバンカーからのショット、それにボールを林の中に打ち込んでしまったときなど大叩きピンチが次から次へと押し寄せてくる。「ピンチを招いても慌てないで、スコアロスをなるべく少なく抑えることを第一に考えましょう」と中村英美。今回はトラブルからの脱出のポイントをレッスンする。
ボールを曲げてフェアウェイを外したときは大抵ラフにつかまります。このラフは結構曲者で、特に夏場のコースのラフは厄介です。ボールが見えているから打てそうに思えてもインパクト時の抵抗が予想以上に強くてクラブを振り抜けないことがよくあります。ラフからのショットでは、まずボールの沈み具合をよく確認しましょう。ボールがラフに浮いていればフェアウェイウッドやユーティリティなど長いクラブも使えます。ボールをティアップした状態に近いので上から鋭角に打ち込まず、横から払うイメージで打ちましょう。