チッパーは冬ゴルフの秘密兵器!冬芝のダフリ回避に効果テキメン
グリーン周りの救世主! チッパー活用でスコアはもっと縮まる
チッパーという種類のクラブをご存知だろうか? グリーン周りでのチップショットやボールを転がして寄せるアプローチショットに適した形に作られたアイテムのことをそう呼ぶ。パターとアイアンやウェッジの中間のような形状をしているが、ルールにも適合しており、公式競技でも使うことができる。そして、芝の枯れた冬ゴルフでも活躍すること間違いなし!そんなチッパーの魅力についてお伝えしたい。
ゴルフサプリ編集部/下山江美
豪快なドライバーショットも1打なら、わずかにカップインできなかったパットも1打。確実にスコアを伸ばしたいなら、アプローチショットをきっちり寄せて、少ないパット数でホールアウトしたい。
だが、初心者やアベレージプレーヤーの多くは、肝心のところでアプローチのミスが出やすい。ボールの手前をザックリしたり、トップして、グリーンを行ったり来たり、これではスコアがまとまるわけがない。そんなプレーヤーの救世主といえるのが「チッパー」だ。分類的にはアイアンの一種だが、パターのような形状をしたものも多く、ロフトは35~55度くらいの設定になっていることが多い。ウェッジショットが得意で、寄せには自信があるというプレーヤーには無縁のアイテムかもしれないが、グリーン周りのミスに悩んでいる人には、ぜひ使って欲しいアイテムだ。
と書きながらも、実は私も、アプローチとパターでスコアを大きく崩しているタイプ。今までいろいろなお助けクラブを試しているが、実はまだチッパーは試したことがない。いったいどんな利点があるのだろう。詳しく知りたいと思い、多くのアマチュアをレッスンし、ギアにも精通している石井良介プロに、チッパーのメリットについて聞いてみた。