ゴルフも人生も、あるがままですよ
伝説のアマチュアゴルファー中部銀次郎の「言の葉」 vol.1
写真提供/オフィスダイナマイト
新連載、伝説のアマチュアゴルファー中部銀次郎の「言の葉」。
「プロより強いアマチュア」と呼ばれた中部銀次郎氏が遺した言葉は、未だに多くのゴルファーのバイブルとなっている。その言葉1つ1つを、皆さんにもお届けしていく。
GOLF TODAY本誌 No.601/68〜69ページより 写真/ゴルフトゥデイ編集部
「私はゴルフからたくさんのことを教えてもらいました。ゴルフが私の先生なんです。その先生がいつも言っていたのが、『あるがままを受け入れなさい』ということでした」
日本アマを6回も制した前人未踏の記録は「あるがまま」がもたらしたものなのだろうか。
「ゴルフのルールブックの最初の冒頭にそのことが書かれています。『Play the ball as it lies』、『ボールはあるがままの状態で打ちなさい』と。これがゴルフの原点なのですね。どこにボールがあろうともそれを受け入れてプレーすることなのです」