やさしすぎず、むずかしすぎず、ちょうど良い相棒に相応しい『JAWS RAW ウェッジ』!

キャロウェイの『JAWS RAW ウェッジ』をコースに持ち込み、ロマン派ゴルフ作家が検証する!

2022/07/08 ゴルフサプリ編集部 篠原嗣典



『JAWS RAW ウェッジ』は、どこが新しくなって、どんな使い方が合っているのかをレポートする。

撮影/篠原嗣典

キャロウェイは、2022年7月22日に『JAWS RAW ウェッジ』を発売する。
『JAWS RAW ウェッジ』のコピーは、“JAWSのスピン性能は、ノーメッキフェースと次のレベルへ”と、“生溝で噛みつく”である。

初代の『JAWS RAW ウェッジ』は、『マックダディ 4 ウェッジ』の後継機種として2019年に発売された。新しい『JAWS RAW ウェッジ』は、3年振りのモデルチェンジである。

名前の『RAW』は、“生”という意味で、フェース面をコーティングしない『JAWS RAW ウェッジ』の最大の特徴を表している。
スピン性能を最大まで高めたツアーウェッジが、『JAWS RAW ウェッジ』なのである。

新たなテクノロジーは、バックフェース下部にある四つの穴の使い方である。
54度、56度は、一つ、56度と、58度は、二つのタングステンウェイトをトウ側に装着しているのだ。
重心位置をフェース中央に寄せるためで、インパクト時にヘッドのブレが出にくくなるという。

ソールのグラインドも、ツアー選手の意見を取り入れて4種類が用意されている。
細かいところだが、「Zグラインド」は、リーディングエッジのサイドも面取り加工されている。ソールの切れ味が増す効果があることは、すでに証明されている。
「Sグラインド」は、スタンダードなソール。「Wグラインド」は幅広なソール。「Xグラインド」はフェースを開きやすく、打ち込んでもしっかりと跳ねるようなソールになっている。

ヘッドの仕上げはクロムメッキと、マット感のあるブラックになっている。

ロフトは48度から60度までの2度刻みだ。

ツアーウェッジとして、十分なラインアップである。

今回は、クラムメッキ仕様、シャフトはダイナミックゴールドS200、48度のウェッジと、56度の「Sグラインド」と「Wグラインド」をコースに持ち込んで、『JAWS RAW ウェッジ』をじっくりと試打をしてみた。