タイガー巻き返しの好材料は、新シャフトのドライバーとフィジカル面
全英オープン初日、6オーバーの146位タイと出遅れ!
全英オープン初日のタイガー・ウッズ
全米オープン初日、6オーバーの146位タイと大きく出遅れてしまったタイガー・ウッズ。1番ホールのティショットがディボットに入ってしまうなどの不運に加えて、「今日は4つか5つの3パットがあった」と本人が語ったように短いパットを外すシーンが目立った。一方で「スコアは残念な結果だが、スコア以外に関してはそれほど悪くなかった」と話している。
全英オープンの開催前となる7月4日〜5日、アイルランドで行われている2日間のプロアマに出場。その時、ギアマニアの話題になったことがあった。ドライバーのシャフトをフジクラ「ベンタスブラック」に変えたのだ。全英オープンでも「ベンタスブラック」を使用していた。
リンクスで開催される全英オープンではあまりドライバーを使わないウッズ。2006年に勝った時は4日間で1度しか使用しなかった。ところが46歳になり飛距離でのアドバンテージがなくなったウッズは今年、積極的にドライバーを使用している。ドライバーショットに大きなミスはなく、むしろフェアウェイウッドでのティショットで曲げてしまったシーンがあった。本人もドライバーには不安がないのか、終盤の17番でも迷わずドライバーをチョイス。フェアウェイを少し外したが、2打目を良い位置から打つことができ、3人の中で唯一バーディチャンスにつけていた。