1打及ばずプレーオフ進出ならず。渋野日向子は9アンダー・単独3位でホールアウト

2022/08/08 ゴルフサプリ編集部



AIG全英オープン最終日。首位にしっかりと食らいついて離れなかった渋野日向子だったが、10アンダーで首位タイを走っていたアシュリー・ブハイとチョン・インジをとらえることはできなかった。9アンダーでホールアウトした渋野日向子は、日本人勢最上位の単独3位でフィニッシュ。

渋野日向子。全英女子オープン、2度目の優勝はあと一歩のところで届かなかった。

首位、アシュリー・ブハイとは5打差で始まった最終日。渋野日向子はフロントナインを1イーグル・2バーディ・3ボギーとしてトータルスコアをひとつ縮めて9アンダーに。対するブハイは1バーディ・2ボギーでスコアをひとつ落として13アンダー。両者の差は3打に縮んだ。

優勝への可能性を高めて臨んだバックナインで、渋野は14Hでティショットをバンカーに入れてしまい、このホールをボギー。トータルスコアが8アンダーに後退。

すると、15Hでブハイがミュアフィールド特有のヘスキューに入れるトラブルに見舞われ、このホールをトリプルボギーとしてしまう。ブハイはこのトラブルでトータルスコアが10アンダーまで後退。

首位との差が一気に縮み、優勝への望みがまたもや見えてきた渋野は17Hで待ちに待ったバーディを奪取。トータルスコア9アンダーで首位との差を1打にまで縮めた。だが、渋野らよりも先行してプレーしていたチョン・インジが3バーディ・2ボギーの70で回って、トータルスコアを10アンダーとしてホールアウト。ブハイと並んで首位タイとしていた。

最終18H、渋野とブハイはともにパー。渋野はトータル9アンダーで単独3位フィニッシュ。ブハイはチョン・インジとのプレーオフへと進むこととなった。