高い直進安定性の中で打球をコントロールできる!プロギア RS ジャスト ユーティリティ
2022ニューモデルを関浩太郎が試打インプレッションVol.37
スイングコーチ兼クラブフィッターの関浩太郎が今回試打したのはプロギアの「RSジャスト」ユーティリティ。“驚初速で、ぶっちぎれ“と銘打ったプロギアの最新モデル「RSジャスト」ドライバーの流れを汲む一品で、フェースセンター、重心点、最大たわみ点、最高CT点の4つをフェース上で精緻に集中させた。
写真/相田克己
RSジャストシリーズのドライバー、フェアウェイウッドのDNAを受け継ぎ、ユーティリティも重心点をフェースセンターに近づけた設計。フェースの素材は高強度マレージング鋼C300。実打点となる下部を限界まで薄肉に設計して高い反発性能もゲットした。
また、溝(スラッシュグルーブ)を左右非対称にし、変形をリーディングに集中。平均実打点(下から17ミリ)の初速を上げ、広範囲に反発力を高めるとともに打ち出し角低下を抑制している。
ヘッドは小ぶりで低・淺重心。その結果、重心の深さは3つの番手ともに10mmながら、重心の高さは3~5番でそれぞれ20mm、21.5mm、22mmとフロー。番手に応じて適度なスピンが入りピンポイントでターゲットを狙いやすくなった。
「打球音や芯をくった時の気持ちよさはドライバー、フェアウェイウッドとも共通しています。使うならドライバーからシリーズで揃えたいですね。最後にもう一球。若干トップしましたが179.9ヤード。ボールもしっかり上がってくれています。ミスに対しても寛容ですね!」