17歳・馬場咲希が大快挙!! 「全米女子アマチュアゴルフ選手権」で圧勝・優勝

2022/08/16 ゴルフサプリ編集部



「全米女子アマチュアゴルフ選手権」で馬場咲希(日本ウェルネス高2年)・17歳が優勝。1985年の服部道子以来、37年ぶり2人目となる快挙を成し遂げた。

写真/USGA

37年前に服部道子が達成した快挙を、今度は弱冠17歳の新星・馬場咲希(日本ウェルネス高2年)が成し遂げた。

今年の「全米女子アマチュアゴルフ選手権」(以下、全米女子アマ)は、世界アマチュアランキングの上位者132名で争われ、競技日数は7日間に及ぶ厳しい戦い。1日目・2日目は36ホールのストロークプレー、この2日間で上位64名に入った選手がトーナメント方式の決勝ラウンドへと進出することができる。決勝ラウンドはマッチプレーとなり3日目に1回戦、4日目に2回戦と3回戦、5日目に準々決勝、6日目に準決勝を18ホールで行われ、7日目の決勝戦は36ホールのマッチプレーが行われる。技術だけでなく、体力と精神力も問われる厳しい戦いだ。

この過酷な戦いを制した馬場は、ストロークプレーを34位で通過し、マッチプレーを戦うごとに調子を上げていった。そうして迎えた決勝戦、相手はカナダ出身のモネ・チュン(21歳)。馬場は、この決勝を11&9、9ホールを残して11アップという圧勝・優勝、37年ぶり2人目となる快挙を達成した。

この馬場咲希の快挙に対して、37年前に同じく快挙を達成した先輩・服部道子がコメントを寄せている。
「馬場咲希選手、全米女子アマチュア選手権優勝おめでとうございます。
決勝では大差をつける圧巻のゴルフでした。私が勝った時はその場にいられるのが楽しくて、思い切りできたのが良かったと思います。でも、彼女は私よりもはるかにスケールが大きい選手。全米女子オープンで初めて見た時から、凄い選手が出てきたなと感じていました。8月に開催される世界女子アマ選手権は彼女も代表メンバーに入っているのでそこでの活躍、そして更なる飛躍を楽しみにしています」