ゴルフと噛み合わせ1|ゴルファーは歯が命! バランスのいい噛み合わせと毎日のケアでボールを飛ばそう

生涯スポーツ・ゴルフと健康「末長くゴルフを楽しむために」|第18回

2022/09/01 ゴルフサプリ編集部



「最近、奥歯のあたりが痛む」「ゴルフの後にアゴがだる重い」と、気がかりなゴルファーの皆さん。もしかするとその痛みは、歯の噛み締めすぎによる顎関節症が原因かもしれません。ゴルフやデスクワークの後は噛みしめすぎた筋肉をケアし、いざコースに出たときこそ、しっかり噛みしめてボールに持てるパワーを伝えましょう。

さっそくですが、耳の前から頬骨のあたりに人さし指、中指、薬指を当ててみてください。何度か歯を食いしばると皮膚の下の筋肉がビクビクッと動くのがわかります。それが食べ物を噛み砕くときや歯を食いしばるときなどに使われる咬筋(咀嚼筋)です。

実は「奥歯のあたりが痛い」といって歯科医院を受診するゴルファーの一部は、歯のトラブルが痛みの原因ではなく、咬筋を使いすぎたために咀嚼筋障害を起こし「顎関節症」と診断されるケースが少なくないようです。