ゴルフと噛み合わせ2|ゴルフの後は、アゴの筋肉をほぐしたほうがいいらしい
生涯スポーツ・ゴルフと健康「末長くゴルフを楽しむために」|第19回
「最近、奥歯のあたりが痛む」「ゴルフの後に顎がだる重い」と、気がかりなゴルファーの皆さん。もしかするとその痛みは、歯の噛み締めすぎによる顎関節症が原因かもしれません。ゴルフやデスクワークの後は噛みしめすぎた筋肉をケアし、いざコースに出たときこそしっかり噛みしめてボールに持てるパワーを伝えましょう。
歯を噛み締めることはゴルフに大変重要な動作です。より力を出すことができるだけでなく、脳血流量がアップして判断力や集中力がよくなるからです。
とはいえ、咬筋の使いすぎが続くとアゴへの負担が増加し、顎関節症という病気になってしまうリスクが高まります。そうならないようにするには、
「ゴルフをした日はラウンド後にアゴの筋肉をケアして、顎関節症の予防をしっかりすることが大切です」
と鶴見大学歯学部で口腔顎顔面外科を専門とする石塚忠利先生は言います。
今回は、アゴの負担を軽くする方法、負担を溜めないためのマッサージやトレーニングについて教えていただきましょう。