「体の回転主体でクラブを振るのがいい」「腕をしっかりと振らないとダメ」…一体どっちがいいの!?

よくわかる大西翔太のゴルフ初心者あるあるQ&A|VOL.1

2023/12/03 ゴルフサプリ編集部



ゴルフスイングのココがよくわからない! 経験の浅いゴルファーたちの様々な疑問を大西翔太コーチがわかりやすく回答してくれるレッスンシリーズ。第1回は「クラブはカラダで振るべきか、それとも腕で振るべきか?」のクエスチョン。納得できたら一気にレベルアップすること間違いナシだ!

ゴルフスイングは「カラダの回転主体でクラブを振るのがいい」とよく耳にすることと思います。その一方で「腕をしっかりと振らないとダメ」という意見も多くて、初級ゴルファーの方々は一体どっちなの?と混乱してしまいますよね。

レッスン書でもカラダの回転が主体の「カラダ打ち」と、腕の振りを中心とする「手打ち」の両方が解説されています。最近では「手打ちはあまりよくないから、カラダの回転をしっかり意識しましょう」といった説明も目につきます。でも腕で振るのは何となくイメージがつかめても、「カラダで振るというのはどうやるの?」と首をかしげる人が多いでしょう。

結論からいえば、カラダも腕も使ってスイングするのが絶対的な基本です。ゴルファー自身がカラダの動きを優先させているか、腕の動きを優先させているかで、見た目のスイングが「カラダ打ち寄り」か「手打ち寄り」に分かれるわけで、両方にバランスよく仕事をさせないといけません。

ボク自身の考えでは、フィフティフィフティがベストです。なるべくならカラダと腕の両方に均等に仕事をしてもらいたい。腕や手だけで振ってもカラダが動かなかったり、カラダばかり動いて腕や手があまり振れていなかったりするとスイングのバランスが悪くなりますし、ヘッドスピードも上がりません。カラダと腕が50ずつ仕事をすれば両方を足して100となり、スイング全体のバランスが自然に整ってくる。これがボクの持論です。