グリーンは手前から攻めろといわれるのはなぜ?グリーンの特徴をマスターしてスコアアップに繋げよう

そのセオリー、今は通用しないという人もいますが…

2022/10/28 ゴルフサプリ編集部 真鍋雅彦



「グリーンは手前から攻めるのが鉄則」というアドバイスを受けたことがある人も多いのではないでしょうか?しかし、このアドバイス、今の時代は、“鉄則”ではないという人も。「手前から」という言葉が生まれた理由と、そのアドバイスを信じるべきかどうかを調べてみました。

写真提供/真鍋雅彦

なぜ、手前からなのか。それは、日本のゴルフ場の多くが、手前から奥に向かって上り勾配になっている「受けグリーン」が多いと信じているゴルファーが多いからです。

受けグリーンだと当然、手前からのパットは上りラインになります。一方、カップの奥につけると下りラインになる。皆さんもご存じのように、下りより上りのほうが易しいので、「手前から攻めろ」ということになったようです。

つまり、「手前から」というのは、グリーンが受けていることが大前提になっているということになります。では実際に、受けグリーンは多いのでしょうか?

結論からいうと、必ずしも全てのグリーンが受けているというわけではありません。