ゴルフボールの数字「1」は上級者や目上の人に譲るべきなの?
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が現場で感じたゴルフエッセイ【毒ゴルフ・薬ゴルフ】第47回
ゴルフの虜になってもうすぐ半世紀。年間試打ラウンド数は50回。四六時中ゴルフのことばかりを考えてしまうロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、コースや色々な現場で見聞きし、感じたことを書いたのが【毒ゴルフ・薬ゴルフ】です。大量に飲めば死んでしまう毒も、少量なら薬になることは、ゴルフにも通じるのです。
写真提供/篠原嗣典
「ボールの数字って、何番が上手い人用とか決まっているのですか?」
ゴルフボールにはほぼ例外なく、メーカー名やブランド名以外に、数字がプリントされています。その数字は、何のためのものなのか?聞かれることがあります。
あの数字のことは、ボールナンバーと言います。
“1”とかの若い番号は、上級者や目上の人に譲って初級者や下っ端は大きな数字のボールナンバーを使うように、という昭和の頃の一部の企業内ルールを押し付ける人たちが少しだけ残っています。
しかし、令和になった現在はそんなことを気にする必要はありません。ボールナンバーは、自由に選んで良いのです。