PXGのフィッティングに行ったというT島氏が、その内容についてレポート。大蔵ゴルフスタジオの代表でフィッターの市川氏とともにPXGの可能性について、今回もゴルフライターT島氏が切り込みます。

写真提供／大蔵ゴルフスタジオ

　PXGさんから、お話が聞きたいと呼び出されて、話してきました。

　PXGさん日本のトップが変わりましたね。T島さんも懇意にしていると聞いていますが？

　はい。オーナーのボブ・パーソンズが世界一のゴルフクラブメーカーになると言っているそうです。

　そうなんですね！

　全体のセールス、日本のセールスも増えている。ただ他国の伸びと比べると日本市場での伸び方はイマイチだそうです。「なんでやねんと！アメリカと同じやり方してきたのに、why？ジャパニーズピープル！？」みたいな。

　当然のことながら、アメリカ含めて他国と日本のマーケットでは好みや感性などに違いがありますからね。

　はい。日本の事情もありますわな。でも、日本のマーケットってやっぱり大きいんです。だから、日本市場に合った戦略が必要だと思うんです。

　そうなりますね。でも、世界一のクラブメーカーを目指すという方針なら、低価格商品は必要ですよね。今までのブランドイメージを壊さないようにしつつ、ですが。

　はい。日本のやり方を尊重しつつ、アメリカの良い所も取り入れるってことでしょう。だから、言いましたよ。冒険王になるなら、次の失敗は命取りですよ！と。

　冒険王じゃないけど、わかります。日本は何度も失敗できない市場ですから。