オフシーズンだからこそ!ジャンボ流でクラブを握らずに基礎体力をつけよう
ジャンボに聞け!ジュニアゴルファーの育て方 VOL.8
日本にも寒い冬がやってきた。ゴルフもオフシーズン真っ只中だが、ジュニアゴルファー達には、今こそやらねばならぬことがあるという。「クラブを振るだけが練習じゃない」。その言葉の裏にある真意とは何か。ジャンボの選手育成法を、身近に見て体験もしてきた愛弟子・金子柱憲が解説する。
GOLF TODAY本誌 No.608/102〜103ページより
取材・構成/日本ゴルフジャーナリスト協会会長・小川 朗
撮影/相田克己
ジュニアの試合が増えてきて、シーズン中にじっくりトレーニングに取り組むことも、スイングの欠点を根本から修正することが難しい時代。だがだからこそ、金子は説く。
「明日のことを考えるのではなく、何年先に、どうなりたいかっていうことが重要。俺もドローボールを打ちたい、と頑張ってフッカーになった。オフだったから大きく球筋を変えるために、体づくりやスイングづくりを手がけられ、体に叩き込むことができるのが、オフの時期なんです」。
ジャンボから金子ら軍団のメンバーに受け継がれた教え。それはオフを過ごす子供たちにも、ピッタリとあてはまる。