快挙を達成した川﨑春花は、パッティングのアドレスで指4本分近づいて立っていた?!
進化する技術「私流」トーナメントにおけるプロのコメントからテクニックを深掘り!VOL.5
昨年、ルーキーながら公式戦の日本女子プロゴルフ選手権を含む年間2勝を挙げ、メルセデスランキングでも15位に入った川﨑春花。JLPGA明治安田生命新人賞も獲得し、今季はさらなる飛躍が期待される。川﨑のよさは正確なショットにあるが、昨年はここ一番でのパッティングを確実に決めるシーンも印象的だった。2勝目を挙げたNOBUTA GROUP マスターズGCレディースでは、パッティングのアドレスを少し変えたが、それによりボールがラインに乗るようになり、カップインする確率が上がったという。果たしてアドレスのどのような点を変えたのだろうか。
GOLF TODAY本誌 No.609/128〜129ページより
撮影/相田克己
イラスト/庄司 猛
取材トーナメント/スタンレーレディス
ツアー初優勝が日本女子プロゴルフ選手権という快挙を達成した川﨑春花。最終18番パー4では8メートルのバーディパットを沈めてガッツポーズを見せていたが、その後の試合ではパッティングで試行錯誤していた。
「疲れてきたときに出ますが、手元を結構低い位置まで下げて打つところがあったんです。その結果、手だけを動かしてストロークしていました」