マジで入る確率が上がった!「TRI-HOT 5K」のマレットタイプは目標方向に打ち出しやすくって、安心感ハンパないっす

野村タケオのゴルフ実験室

2023/03/20 ゴルフサプリ編集部 野村タケオ



みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。
オデッセイのパターといえば、その種類の多さに驚かされます。メーカーの人も本当に全モデルの形状や名前を覚えてるの?って思っちゃいます。僕には無理です(笑)。

そんなオデッセイのパターでも1年ほど前に発売されて人気モデルとなっている「TRI-HOT 5K」というシリーズがあります。このシリーズは浅重心&大慣性モーメントでヘッドがぶれないというのが売りなのですが、今まではブレードタイプのヘッドしかありませんでした。しかし、今回新しく2種類のマレットタイプが追加となりました。浅重心パター大好きの僕としてはこれはめちゃ気になります。さっそくお借りしてコースで試してみました!

<取材・文・写真提供> ゴルフバカイラストレーター 野村タケオ

「TRI-HOT 5K」の「5K」というのは、5000という意味です。これは「TRI-HOT 5K」シリーズおおよその慣性モーメントの数値5000ということなんですよ。

じつはこの5000という数値、けっこう凄いことで、大型マレットでしか達成できないような数値なんですが、それをブレードタイプで実現しているところが凄いんです。

それを可能にしているのがタングステンウェイト。「TRI-HOT 5K」シリーズにはヘッド前方部分の内部のトゥ・ヒールと、ソールの前方~中間の位置のトゥ・ヒールに、相当な量のタングステンを配置することにより非常に大きい慣性モーメントを実現しているわけです。

そしてもうひとつ特徴としては、浅重心。ヘッドの後方パーツには軽量のアルミニウムを採用することで、ヘッド前方部分の重量が全体重量の80%近くを締めているのだそうです。

このかなりの浅重心のおかげで打点位置が上下にズレてもスピン量が安定する効果があり、またヘッドの操作性もアップするということです。

この高慣性モーメント+浅重心により「TRI-HOT 5K」シリーズのパターは、ミスヒットをしてもボールスピードや方向性が落ちることなく、浅重心ヘッドの操作性の高さから距離感も合わせやすいパターに仕上がっているということです。