アイアンシャフトの番手ずらしって知ってる?ゴルフクラブにはパッと見わからない調整がたくさんあるのです
ゴルフライターT島が切り込む!フィッティングショップだから分かるゴルフギア最新事情/第90回
今回は意外と知らないクラブの調整をテーマに、ゴルフライターT島氏が大蔵ゴルフスタジオのフィッターである金子氏に切り込みます。
写真提供/大蔵ゴルフスタジオ
T島さん誕生日おめでとうございます。
毎年、なぜか誕生日がゴルフフェアの開催期間中なのよね。
そうですね。
今度発売する、大蔵ゴルフスタジオとラズルダズルの限定コラボウェッジをプレゼントしてくれてもいいんですけど…。
市川に言ってください。
まあ、どうせプレゼントしてくれないからいいです。紅の豚。
ゴルフ界の紅の豚………本題行きますか。
ありがとうございます!どこまでも脱線しますから…。今回はパッと見わからないクラブの調整です。
なかなかマニアックですね。でも、実はいろいろやっています。
フィッティングスタジオ、そして自社でクラブを組んでいるからこそできる調整って、いろいろあるよね。
ありますよね、これが大手量販店さんではなかなかできないことかと思います。
そうですね。あとメーカーさんが出荷して店頭にある、いわゆる吊るしのクラブでは無理です。今回は、あまり知られていませんけど見えないチューニングについて!
まずは、“アイアンシャフトの番手ずらし”とかですか?
知らない人も多いと思うので、説明してください。
アイアンシャフトというのは、番手別に作られているものがほとんどです。7番アイアンなら7番用シャフト、ということですね。番手ずらしというのは、例えば7番に6番用のシャフトを入れる。
いわゆるソフトステップってやつです。柔らかく、そして大体2グラムぐらい軽くなるけれど、結構軽く感じるんです。
確かT島さんもやっていますよね?
日本シャフトのN.S.PRO MODUS3 TOUR 120のSシャフトを、1番手ずらし入れています。気持ちやわらかく、少し軽快感が出ました。
逆に、7番アイアンに8番用アイアンシャフトを入れると、硬く少し重く感じます。あまりやりませんけど…。