「何となくアゲンスト」という甘い読みしてません?ゴルフが楽になる、基本的な風の読み方を伝授
風の流れを読みながらピンを狙うのも、ゴルフの醍醐味!
撮影/相田克己
強い風に悩まされることが多いこの季節。「何となくアゲンスト」という甘い読みだと、スコアもまとまりませんよね。そこで、基本的な風の読み方を伝授。これを知っていれば、ピンをデッドに攻めていけますよ。
温かくなってウェアも軽装になり、「ガンガン攻めるぞ」と思っていたら、なかなかスコアが伸びない。原因を探ってみると、「風をしっかり読み切れていなかった」というケースがよくあるようです。
特にこの時期、風の強さをついつい弱めに感じてしまうのも読み切れない原因に。なぜ弱めに感じるかというと、風そのものに冬場のように肌を刺すような冷たさがなくなってきて、多少強めの風でも心地良く感じてしまうから。また、冬に比べて湿気を含んでいるというのも、その理由になるそうです。
さらにこの季節の風は風向きも気まぐれで、ボールのある地点と目標地点とではまったく風向きが変わっていたり、前のホールとは向きが変わっているのに、なぜか同じアゲンストだったりすることもあります。
実際、レイアウトや樹木の位置によって風の抜け方が変わるため、自分が感じる風向きとピンフラッグが示す風向きとが異なることがよくあります。
つまり、アドレス地点で芝をパラパラッとやっただけでは、本当の風向きはわからないということです。