PXGの新しいクラブ「0311 GEN6」が、3月24日に正式発表になりました。どのような特徴があるのでしょうか？PXGのフィッティングの効果など、ゴルフライターT島氏と大蔵ゴルフスタジオの代表でフィッターの市川氏が検証します。

写真提供／大蔵ゴルフスタジオ

　もう3月24日過ぎたよね？

　はい。もう大丈夫ですよ！

　PXGから新しいクラブが発売されます。アリゾナ時間3月23日、日本時間3月24日正式に発表になりました。

　はい。「0311 GEN6」ですね。ジェネレーション6！6代目となります。

　2月末に米国アリゾナに取材に行ってきました。

　弾丸ツアーだったみたいですね。2泊5日という…。

　21日の昼に羽田を出て、25日早朝に帰ってきて、ベッドで寝たのが2日だからそうだね。アリゾナ州スコッツデールにPXGの本社があるんですが、発表会は本社から車で20分ぐらい離れたところにある「スコッツデールナショナルゴルフコース」で行われました。PXGの創業者ーで、CEOのボブ・パーソンズさんが持っているゴルフコースですね。

　本社の中には入ってないんですか？

　今回はゴルフ場だけです。このゴルフ場には、PXGのテストセンター的な施設もあります。

　前置きが長くなりそうですから、本題に入りましょう。

　今回はドライバー2種類、フェアウェイウッド2種類、ユーティリティ2種類、アイアン2種類が発表されました。

　アスリート向けの「0311」、やさしい「0311XF」ですね。

　アイアンは「0311P」というスタンダートなもの、そしてロフトが立っていてヘッドが大きめな「0311XP」の２種類。コンパクトなヘッドで日本では人気があった「0311T」はなくなりました。

　残念です。日本では人気だったのに…。

　そうですね。“日本以外では売れないから”ってコソッと言われました。

　こらこら！“コソッと言われたこと“は言っちゃダメなの！

　えー、ココだけの話って言ってもいいってことじゃないの？まぁあいいや、今回はアイアンについて話しましょう。