2023年春夏 最注目の中古ドライバーはテーラーメイドのアレ!ドライバーの素材の変遷と進化にアッパレ
中古ゴルフクラブ業界に携わって30年の“中古クラブ専門家・中山功一”が、旬な中古クラブ情報や購入時に参考となる豆知識などをお届けするコラムです。今回は、ドライバーの素材の変遷と進化についてお話しするとともに、2023年の中古市場で注目すべきドライバーを紹介します。
チタンのボディやフレームに、カーボンパーツを複合したドライバーが大ヒットした年でした。開発上の問題点が、製造技術や素材の刷新によって解消され、またAIテクノロジーを駆使した設計のドライバーも発売されました。
ドライバーのヘッド体積はルールで460ccまでと規定されています。この体積の中で理想的な重量配分を実現しようとすると、「軽くて強い素材+重い金属」によって、重量配分を追求するしかありません。
つまり、フェースやクラウン部分を軽くしてソール部分を重くする、ソールウェイトで重心深度を調整する、この複雑な関係性を利用して、最大飛距離性能を実現するのです。