スイングに右手は“悪”という思い込みは捨てよう!スコアの壁にぶつかっているなら右手主導を試すべし

2023/08/15 ゴルフサプリ編集部 宮川岳也



たいていのゴルファーは、左手リードでスイングしているはず。昔からスイング=左手といわれてきたので、それも当然だ。でもあなたがもし伸び悩んでいるなら、ぜひとも右手リードを試してほしい。きっといい結果に結びつくはず。

写真提供/宮川岳也 モデル/大瀧真梨香さん
撮影協力/インドアゴルフKF24

ーー「左手主導なのか、右手主導なのか。これはおそらくゴルフスイングの永遠のテーマ、みたいなものかもしれませんね。ボク的には左でも右でも、どちらが主でもいいと思っています。ただ、ほとんどのアマチュアは右手の使い方を間違えていると感じますね

こう話すのは「東京ゴルフスタジオ」(東京都)で多くのアマチュアの指導にあたる真弓伸仁プロ。

 「ほとんどのアマチュアは、右手は『悪』という思い込みや刷り込みがあるようです。そのせいか、右手を使わないようにスイングしている。つまり、左手だけで振ろうとしている人が本当に多いのです。

そのため右手のグリップが非常にルーズ。ルーズというより、ルーズ過ぎです。プロゴルファーで右手のグリップがルーズな人は皆無、まずいません。ルーズだとボールを叩けないし、コントロールすることもできない。つまり、プロゴルファーはそれだけ右手を使っているということです。タイガー・ウッズも『スイングは右手が重要』と言ってるくらいですから。

ふつう誰でも利き手でいろいろなことをしますよね。文字を書くときも、食事をするときも、ペンやお箸を持つのは利き手です。利き手は器用なので思い通りに動く。思い通りに動くから当然作業はしやすいし、効率もいい。考え方としては、ゴルフスイングもこれとまったく同じです」