パッティングの時、右に押し出すミスと、左にヒッカケるミスのどちらが多く出ますか?

あなたもパター巧者になれる!藤田寛之が教えるグリーンの読み方&打ち方 第22回

2023/09/10 ゴルフサプリ編集部



トライ&エラーとは試行錯誤という意味で、いろいろ試し失敗を重ねることで解決策を見いだすこと。これは、伸び悩んでいる人にとくに有効だ。

GOLF TODAY本誌 No.615/130〜133ページより
取材・構成・文/小山俊正 撮影/圓岡紀夫 取材協力/葛城ゴルフ倶楽部

例えば右手1本や左手1本の片手打ちはそれぞれの手の役割がわかり、手先の使い過ぎを修正できます。さらに左打ちやパターの先端で打つなど、普段やらないことを試してみましょう(上写真)。

より実戦的なのは、ボール位置を大きく変えることです。ドライバーのように左足寄りに置いたり右足の前に置いたり。前後のボール位置も重要で、体との距離を変えながら打ってみてください。

また、打ち方を変えるのも効果的。インパクトでクラブを止める、反対にフォローを大きく出すなど、左右対称の振り幅にこだわらないことがポイントです。このようにいろいろなことを試せば「パットの幅」が広がり、上達に役立ちます。