キャロウェイの「PARADYM SUPER HYBRID」はロングアイアンもFWもUTも苦手なゴルファーにおすすめ!つまり腕前は問いません

チタンヘッドの「PARADYM SUPER HYBRID」をロマン派ゴルフ作家が検証する!

2023/09/07 ゴルフサプリ編集部 篠原嗣典



「PARADYM SUPER HYBRID」をコースに持ち込んで、徹底的にレポートする。

撮影/篠原嗣典

キャロウェイは、「PARADYM SUPER HYBRID」を2023年9月1日に発売した。

まず注目したいのは名称だ。「SUPER HYBRID」は、前モデル、前の前モデルは「EPIC SUPER HYBRID」だった。キャロウェイのツアープレーヤー用のトップブランドが「EPIC」である。

一方、「PARADYM」は「EPIC」と交替するように2023年に出現した新しいブランドだ。新しい常識を作り出すようなイメージの「PARADYM」の「SUPER HYBRID」というのは、ピッタリな感じがする。

「PARADYM SUPER HYBRID」のコピーは、“フルチタンが可能にしたドライバー級のパワーと驚きのやさしさ。”チタンヘッドのドライバーは当たり前だが、フェアウェイウッドやユーティリティでチタンを使う例は、まだまだ一般的ではない。

フェアウェイウッドは、いくつかのメーカーが市場投入して成功例も出てきているが、ユーティリティのチタンヘッドはキャロウェイ以外では、ほぼ見かけないのである。

ヘッドを素材をチタンして軽量化したことと、「トライアクシャル・カーボンクラウン」で軽くしたことで、約95グラムの余剰重量を得ることができた。それをヘッド内のソール中央と後方の3か所に、「MIMタングステンウェイト」として配置したのである。

ボールの高弾道化と、ミスヒットに強くなることを狙っているのだ。