新ボール「XXIO REBOUND DRIVE II」に価値観がぶっ飛んだ!総合力で勝負できるからベストスコアが出そう
ダンロップの「XXIO REBOUND DRIVE II」をロマン派ゴルフ作家が検証する!
「XXIO REBOUND DRIVE II」 をコースに持ち込んで、徹底的にレポートする。
撮影/篠原嗣典
ダンロップは「XXIO REBOUND DRIVE II」を2023年9月8日に発売した。コピーは、“飛ばせる!狙える!入る!全ての一打がうまくいく。進化した「リバウンドフレーム」構造でALL OK !”である。てんこ盛りで、弱点がないボールなのだというアピールが伝わる。
「XXIO REBOUND DRIVE II」は、名前の通り二代目である。多くのボールは何代目かを名称に入れないが、「XXIO」シリーズは伝統的に何代目かを名称として使用している。
2年サイクルのモデルチェンジなので偶数に名器が多いとか、奇数が狙い目だとか噂になるわけだが、実際は大きなモデルチェンジの次の新製品は、ブラッシュアップしたマイナーチェンジというパターンになることが多い。完成度でいうと、マイナーチェンジのクラブの評価が高くなるというのが真相である。
「XXIO REBOUND DRIVE II」のテクノロジーで驚いたのは、3ピースの素材全てを新しくした、という点である。前モデルが非常に高いレベルでバランスのいいボールだったので、マイナーチェンジを想定していたのだ。初代と二代目だと、二代目は初代に勝てないことが世の中には多いが、大丈夫なのか?と心配してしまったのである。