メジャー初タイトルを挙げた超注目のルーキー神谷そら 飛ばしのコツは“手首の形のキープ”と“力強い蹴り”にあり
一流プロのドライバーのマネどころ
2003年4月18日生まれ。岐阜県出身。167センチ。昨年のプロテストにトップ合格を果たし、今年4月の「フジサンケイレディス」で優勝。「日本女子プロゴルフ選手権」でツアー2勝目を飾った。
20歳のルーキー・神谷そらが、「日本女子プロゴルフ選手権」で国内メジャー初勝利!神谷の武器はツアーNo.1を誇る平均飛距離だが、新世代の飛ばし屋からアマチュアがマネできるポイントは?
GOLF TODAY本誌 No.617 12〜15ページより
構成・文/野中真一
撮影/相田克己 圓岡紀夫
しかし、神谷選手はバックスイング(写真4)から手首の角度をキープしたまま、通常のトップポジションに近いカタチになり(写真5)、さらに深く体を回すことで“力が逃げないオーバースイング”になっています。
写真6を見ると、決して腕の動きでオーバースイングになっているのではなく、上半身が回転して、肩は90度以上も回っています。これは肩甲骨周りを含めた上半身の筋肉が柔らかいからできるスイングです。
アマチュアでオーバースイングに悩んでいる人は、神谷選手のように手首のカタチをキープするトップを意識してください。そうすると、自分の体の柔軟性に合ったトップポジションを再確認することができるはずです。