バーディ数1位の要因は? 畑岡奈紗が振り返る2023シーズン
12月2日にアディダスゴルフのメンバーシップイベントに参加した畑岡奈紗が米ツアー6年目となった2023年シーズンを振り返った。今シーズンは優勝こそなかったが賞金ランキング8位という安定した成績を残した。そしてバーディ数は1位。その要因は?
―今シーズンを振り返っていかがでしたか?
ーあまり調子がいいという感じではありませんでしたが、なんとかスコアをまとめられた感じです。
―来年も続けていきたいことは?
ー続けていきたいのはバーディ数です。昨シーズンが2位で、今シーズンが1位だったので来年も続けていきたいです。米国ツアーはバーディをドンドン獲らないと勝てないと思います。
―逆に改善したいことは?
ーやっぱりバーディを狙っていくので、グリーンの狭いサイドを狙ったときにグリーンを外してしまう。そこからでも、しっかりとパーセーブできるようなプレーをしたいです。
―バーディ数が1位になれた要因は?
ーやっぱりショットが良かったと思います。本当はミドルアイアンでもう少し高さが欲しいと思っているのですが、狙い方としてはチャンスにつけられるようになったと思います。
―パッティングをクロスハンドにしている理由は?
ー特に理由はなくて、私の場合はゴルフをはじめたときから、自然とこの握り方でした。そこから一度も変えていません。自分の感覚としてこのグリップが一番シックリきたのだと思います。
―米国ツアーに参戦する日本人選手が増えてきたことについては?
ーなかなか一緒に練習ラウンドを回ることはできていないのですが、プロアマのパーティとかで日本語が聞こえてくるとホッとするので、日本人選手が増えることは嬉しいです。
―QTを受けている選手に何かアドバイスは?
ー私が受けたのはかなり前の話(2016年)になってしまうのですが、色んな選手やキャディさんに聞いても、普通の試合とは違う緊張感とかストレスがあるし、今年の会場になっているアラバマ(マグノリアグローブGC)はすごく寒いので体調管理に気をつけて頑張って欲しいです。
―米国ツアーでは移動も大変だと思いますが?
ー1年目は私も大変でした。1試合、2試合ではなくて、何ヶ月もホテル暮らしが続くのでルーキーイヤーはその戦いもあります。