突発シャンクは『手をカラダの近くに通す』で一発解消!丁寧に当てようとし過ぎると手はカラダからどんどん離れますよ!
兼濱開人が解決してきた『生徒さんからの相談が多いゴルフの悩み』Case:02
アイアンでグリーンを狙ったショットが突然シャンク。ボールは急角度で右に飛んであわやOB。こんなミスが二度三度続くと癖になってシャンク病が重症化。経験が浅いゴルファーだけでなく、いつもは80前後で回れる人でもそんな悩みを訴えるケースが少なくないという。シャンクの一発解消法とは?
構成/三代 崇 写真/相田克己 協力/学芸大ゴルフスタジオ
シャンクはダフリやトップなどとはちょっと違って突発的に出るから怖いですよね。精神的なショックが尾を引いて「また出るんじゃないかな」と怖がって打つと恐る恐る打つとまたシャンクに。
シャンクはクラブヘッドのネックの近くに当たって目標よりも大きく右に低い角度で飛び出していくミスですが、どうしてシャンクが出てしまうかというとボールに対してフェース面をキッチリと当てようとするから。
つまり、フェース面への意識が強すぎるのです。フェアウェイの絶好のポジションだし、最高のショットを打ってピンの近くに乗せたい。そんな具合に欲を出すと丁寧に打とうとして、いつものスイングで振れなくなります。
フェース面ばかりに意識がいってボールに合わせるような打ち方になってはインパクトで手元が減速してしまいます。そのために手元が浮いてカラダから少し遠くなり、インパクトの打点がズレてネックに当たりやすくなるのです。