アイアンのヒッカケは手元の急ブレーキが原因!『当て』にいくのもダメですよ
ゴルフコーチ・吉本舞が解決してきた『生徒さんからの相談が多いゴルフの悩み』Case:04
今は難しいロングアイアンの代わりにUTを入れているから、アイアンは6~7番からというゴルファーが増えてきた。ところが困ったことにアイアンで打つとヒッカケばかり出て、短いクラブほど左に飛んでしまう。そんな悩みを解決すべく吉本舞コーチがとっておきの練習法を紹介してくれた。
構成/三代 崇 写真/圓岡紀夫 協力/東京ゴルフスタジオ
6~7番アイアンでグリーンを狙えるショットならナイスオンを期待したくなりますよね。悪くてもグリーンのすぐ近くに運んでおきたいところでしょう。ところが丁寧に打ったつもりがボールはグリーンの左に飛んでばかり。どうしてヒッカケが出てしまうかというと「丁寧に打ったつもり」に原因があります。
アイアンは狙ったターゲットに運ぶためのクラブですから、グリーン方向に真っすぐ打ちたくなるのはゴルファーとしての当然の心理。でもフェース面をボールに真っすぐ当てようと思うと、手元がクラブの動きを止めてしまうことになります。
グリップエンド側が減速すればクラブヘッドの先端側が先に進むからフェースがかぶる。フェースが閉じた状態で当たるため、ボールが左に飛んでいくのです。