ドライバーが曲がらなければ90台は出る!PGAツアー選手の方向性重視・コンパクトスイングを試してみよう
ZOZOチャンピオンシップ2023で見つけた方向性・正確性で勝負するスイング02
曲げないショットを手に入れたい!そんなゴルファーに、ぜひ参考にしてもらいたいスイングをZOZOチャンピオンシップ2023出場選手の中から選出し、プロコーチ・吉田洋一郎が解説するシリーズ第2弾。今回、取り上げるのは23年のZOZOチャンピオンシップ2位Tだったエリック・コール!
写真/相田克己
ジョン・デーリーやハンク・キーニー、最近ではキャメロン・チャンプなどPGAツアーには平均飛距離310ヤードを優に超えてくる選手がゴロッといる。そして、総飛距離が6500ヤード超は当たり前!となっている昨今のコースセッティングの中で、そんな飛距離モンスターたちを相手に戦っている選手たちがいる。彼らはなぜ戦えるのか? それは正確性・方向性に優れたショットで勝負しているからだ。
飛ぶことは大事だが、曲がってしまっては意味がない。実際、スコア100〜110を行ったり来たりしているアマチュアゴルファーがドライバーで曲げる確率が低くなると、90台なんてあっという間に出てしまう。
そこで、今回は日本人男性の平均身長(171.5cm)とほぼ変わらない175cm前後の身長でPGAツアーでは”小柄”で、なおかつ方向性に優れたショットが持ち味の選手をピックアップ。彼らのスイングから、方向性重視のドライバーショットの輪郭をつかんでみようではないか。