理想のトップをつくるには『胸郭の動き』を意識しないと! 肩、腰だけじゃダメ!
みんなの胸郭コンディショニング【第1回】
みやざわ整骨院院長·ツアーコーチ兼プロトレーナーの宮澤大助氏が提唱する「THP理論」。「THPソリューション」とは文字通り胸椎(Thoracic)と骨盤(Pelvis)のスタックバランスを調整・解消するというものだ。このバランスを整えることがゴルフの上達を促すという。
GOLF TODAY本誌 No.620 80ページより
写真/Getty Images
プロや上級者のスイングに憧れて同じようにスイングしているつもりでも、なんだかボールに力が伝わらないし、スイング自体もどこかぎこちない。ゴルフのために風呂上がりのストレッチなども欠かさずやっているのに、なかなかゴルフに生かされていないと思う人は少なくはないはず。もしかしたらそれはストレッチしている部分が違うのかもしれない…。
胸椎と骨盤、体幹の位置とのバランスを正常な状態に戻すことで、胸椎の緩やかなカーブが回復。椎間板の柔軟性も回復し、体のパフォーマンスを最大限発揮できるようにするというのが胸郭コンディショニングだ。
「高齢者が転倒したりすると『ヒザが悪くなった』などと部分部分に目が行きがちですが、体のバランスを司る胸郭が硬くなり歪んでいる場合も多いのです。胸郭は日常生活でも重要でゴルファーのみなさんもぜひ気にかけてほしい」と宮澤氏は言う。