アーリーリリースの原因は腰のスライドだった!? 右足を軸にしたらダフリも直った!【勝又優美のアマチュアの悩み解決】
JLPGAティーチングプロ・勝又優美が解決してきた「生徒さんから相談が多いゴルフの悩み」Case.03
やさしくてわかりやすい指導で安定した人気を誇る勝又優美プロが、これまでに多く相談されてきたアマチュアのお悩みを披露。その原因と解決策を教えるシリーズ。今回のテーマはダウンスイング時の腰のスライド。腰が左に回らないため、結果的にクラブが下りるのが遅れてアーリーリリースも誘発する。スライサーでダフりやチョロ、トップも出る人は、こうなっている可能性大。この機会にチェックして修正を図ろう。
写真/相田克己
今回紹介するのは51歳のWさんの例。Wさんはアベレージ95くらいで、常時90切りを目標にしているキャリア20年のゴルファーです。
90切りの壁になっているのはドライバーショット。アイアンはミスしてもスコア的なダメージは少ないのですが、ドライバーで大きくスライスしてOBになったり、ダフりやチョロで距離を大きくロスすることがあり、これが大叩きの引きがねになっています。
打たずしてスコアが増える、あるいはティショットの段階でパーオンやボギーオンが難しくなって焦ってしまい、自らスコアを崩してしまう、アマチュアの方にありがちなパターンです。