アプローチのザックリ・トップは「ヒール浮かせ打ち」で解決できる【吉本舞が初心者の悩みを解決】
ゴルフコーチ・吉本舞が即解決! 『初級ゴルファーからの相談が多いゴルフの悩み』 Case:01
ゴルフを始めて間もない初級ゴルファーにとってアプローチショットは割とカンタンそうに見えるけれど、これが意外と難しい。グリーンの近くからザックリやトップを連発してグリーン周りを右往左往してしまった経験は少なくないだろう。でも、もう安心。吉本舞コーチが伝授するワザでアプローチミスが防げちゃうゾ!
構成/三代 崇 写真/相田克己 協力/東京ゴルフスタジオ
ボールがグリーンの近くに止まっていてピンまでは15~20ヤードくらい。ピンが目の前といった場面ではなるべくピンのそばに寄せたいところですよね。
ところがそこからボールの手前の地面を打ってザックリしてしまい、ボールが2~3ヤードしか飛ばない。あるいはフェースの刃がボールに直接当たってトップになり、ピンやグリーンを大オーバーという結果に。
ピンが近ければクラブを大きく振るとボールが飛びすぎてしまうことは初級ゴルファーでも分かるはずで、小さいスイングでボールを丁寧に打ちたくなるでしょう。
実はそこにアプローチの落とし穴があるのです。フェース面をきちんと当ててボールを上げようと思うとインパクトが緩んだり減速したりしてしまいます。そっと当てようという意識が手首の使いすぎにつながり、かえってミスヒットを誘発しやすいのです。