インパクトはスイングの通過点にあるべき!切り返しで左足カカトを踏み込めば腰もクラブも勝手に付いてくる

吉本巧が解決してきた「生徒さんによくあるゴルフの悩み」Case.04

2024/02/29 ゴルフサプリ編集部



若くして単身アメリカに渡り、ジュニア、大学、ミニツアーで腕を磨いたのちにコーチとなった吉本巧。彼がこれまでアマチュアに多く相談されてきたことを披露し、その原因と解決策を教えるシリーズ。お悩みを共有できる人はもちろん、向上心をもってゴルフに取り組むあなたにも役に立つこと間違いなし。第4回のテーマは体重移動。これが上手くできずにドライバーの飛距離が出ないというお悩みに応える。ポイントは左カカトにあり!

写真/相田克己

ドライバーが飛ばない原因はいくつかありますが、体重移動もそのひとつ。アマチュアの方の多くは、バックスイングで右足に体重を乗せ、ダウンスイング以降で左足に体重を乗せながらスイングするイメージをもっていると思います。
 
もちろん、これがスムーズにできればOKですが、ほとんどの人は左足に体重移動できないまま右足体重でインパクトしたり、スエーしてしまって軸ブレを起こし、かえって飛ばなくなっています。また、ボールをつかまえるイメージが強いと、インパクトでスイングが終わってしまい、結果的に体重移動ができずに飛ばないパターンもあります。
 
私がお客さんと話していてわかったことがあります。それは体重移動を腰や上半身でやろうとしている人が多いこと。こうなると、ほとんどの人はダウンスイングで上半身が突っ込み、インパクトがゴールになって通過点になりません。