ドライバーのシャフトは50gだけどFWは40g。このセッティングはアリ?
鹿又芳典の“推しクラブ” こぼれ話 第8回
前回のコラムでは、フェアウェイウッドが上手く打てていたり振りやすく感じていれば、ドライバーとのシャフト重量差にそこまでこだわらなくていい、と話してくれた鹿又さん。今回も引き続き、今どきクラブの“重量フロー”について深堀りする。
写真/ゴルフサプリ編集部
フェアウェイウッドも番手が小さくなるにつれて、ヘッド重量がどんどん重くなっていきます。すると、シャフト重量がドライバーからアイアンまで全く一緒だとしても、ヘッド重量の変化によってなだらかな右上がりのフロー(総重量)ができる。
例えば、重量フローが急激な右上がりが男子プロ、なだらかな右上がりが女子プロ、シャフト重量は変わらずヘッド重量だけで差が出ている水平に近い右上がり、という3パターンがあるんです。
前回お話ししましたが、ドライバーはティアップした球を打つので、重くても振れるものです。なので、ドライバーだけポツンと別のところにあって、FWから重量フローを作っていっても構いません。仮に、ドライバーは5・Sを使ってるけど、FWは4・Sから始まっていても、違和感なく使えていたらそれでOKです。