「G430 MAX 10K ドライバー」のやさしさに拍手! 不思議と狙い通りにしか行かずぶっ飛ぶから退屈しそう…?!
ピンゴルフの「G430 MAX 10K ドライバー」をロマン派ゴルフ作家が検証する!
2024年は特大の慣性モーメントを特徴とするニューモデルが多い。その中でも注目度の高い「G430 MAX 10K ドライバー」をコースに持ち込んで、徹底的にレポートする。
写真/ゴルフサプリ編集部
ピンゴルフは、「G430 MAX 10K ドライバー」を2024年2月8日に発売。2022年秋に発売された「G430 シリーズ ドライバー」の追加バージョンとしての発売になる。
名称の「10K」は、ヘッドのフェースの左右方向と上下方向の慣性モーメント(MOI)の合計値が10K=10,000を超えたということを強調している。慣性モーメントが高くなると、ヘッドを回転させる際に必要な力が増えるので、ヘッドが回転しづらくなる。インパクト時に、スイートスポットではないフェースの部分にボールが当たると、普通はヘッドが捻れ、当たり負けして反発力が落ちたり、打ち出し方向が左右に散ってしまうことを慣性モーメントが大きいヘッドは防いでくれる。
つまりは、慣性モーメントの数値が大きいヘッドはミスヒットに強いやさしさがあり、「G430 MAX 10K ドライバー」は、その理論を最大限に取り入れてやさしく飛ばすドライバーになっているというのである。