見た目が悪いスイングでも、ボールをコントロールできていれば「良いスイング」!
石井良介のゴルフ・すべらない話:第16回
石井良介の一面を一人語りという形でお届けする連載企画「石井良介のゴルフ・すべらない話」をどうぞ。第16回は、きれいなスイングならスコアが良くなるのか?というお話。
写真/ゴルフサプリ編集部
スイングとは打ちたいとろにボールを運ぶ動作であり、ゴルフというゲームをするために必要な手段にすぎません。ですから、いろいろな教え方をする人がいていいし、いろいろな理論があっていいと思いますが、僕は「このメソッドをやってください」と、生徒さんに一定のやり方を押し付ける気はありません。言うなれば僕は “町医者”。「明日ゴルフなんだけど、スライスが止まらないんだよ!」みたいな、ごく一般のアマチュアゴルファーをレッスンすることが多く、ツアープロや競技ゴルファーは少なめです。
もちろん、懇意にさせてもらっている奥嶋誠昭さん、宮崎太輝くん、永井延宏さんら、諸先輩や仲間と喧々諤々やりながら最先端のスイングについて勉強していますし、さまざまな流派の人の話も聞いています。奥嶋さんはそもそも師匠ですし、太輝くんがアメリカから帰ってきたら、現地ではどんなことをやっているのか情報を聞かせてもらう、というように常にアンテナを広げていますが、だからといって、それを生徒さんに押し付けることはありません。