ファイルを挟んでボールを打てば飛ばし屋になれる!?【上手くなるためのインドア練習4】

2024/03/23 ゴルフサプリ編集部



足にファイルを挟んでボールを打つと……

今主流となりつつなるインドアでのゴルフ練習。限られたスペースでシミュレーターを使った練習は基本の確認やフォーム作りに最適。どんな練習をすればスコアアップに役立つのか? オールデイゴルフ馬橋店にてレッスン活動をおこなっている内海大祐プロに聞いた。今回は飛ばし!

写真/PMT

まず『腕振り』だけでどうやって飛ばすかってことから考えてみましょうと内海プロ

「そのためにはシャフトをいかに早く振るか。シャフトだけに仕事をしてもらうためにも体はちょっと止めたいんです」(内海プロ)

では具体的に何をしたらいいのか?

「プロ級になったらヒザ立ち、ヒザ立ちで打つ。だけど、無理でしょう(笑)」(内海プロ)

いやいや普通の練習場ではお客さんの目もあって恥ずかしいけど、インドアなら人目を気にせずできるが。

「ヒザ立ち打ちは難易度が高いから、一番オススメは、立って気をつけをして太ももにファイルを挟む。挟んでみるとわかるのですが、何か挟むことで下半身が安定します。そしてこの状態でクラブを持ってボールを打ちます。これをどんどんやってもらいたい」(内海)

やってみると手首やヒジ関節は力まず軟らかく使わないと上手く打てないのがわかる。

「腕だけで振るとなったとき、みなさんは腕は振れているけどシャフトが振れてない。ヘッドが動いていない。腕の振りとヘッドスピードが一緒になってしまっていることが多い。ヘッドスピードを出すためには腕が止まり、ヘッドがより動いてなければなりません。ヘッドが走らないと飛ばせません」(内海プロ)