ドライバーのシャフトフレックス。迷いに迷った最後の決め手はズバリ!フィーリング!!

吉本巧のゴルフギア教室 第7回

2024/03/23 ゴルフサプリ編集部



毎年たくさんの新しいギアがデビューするゴルフマーケットで自分に合った一品を選ぶのは至難の業。噂に流され手を出したら大失敗! という話もよく耳にする。安い買い物ではないだけに、セレクトミスは絶対避けたいところだ。こんな状況で役に立つのは正しい知識。道具はもちろんゴルフのテクニックについて正しく理解していれば惑わされない。ということで生まれた、ゴルフのメカニズムに精通したコーチ・吉本巧がギア目線から森羅万象を解説するこの企画。第7回のテーマはドライバーのシャフトフレックスの決め方。
写真/ゴルフサプリ編集部

今回は何を基準にドライバーシャフトのフレックスを決めればいいか、というお話です。でも、たくさんあるフレックスの中からどれを選べばいいか、ということではありません。例えば購入前に試打やフィッティングをしてフレックスを絞っていった中で、最後の最後にRにするかSRにするか、あるいはSRにするかSにするか、といったように二択になって悩んだ時の決め手は何か? という内容です。ですから、試打で得られたデータやフィッターによって「一も二もなくこれがいい!」というフレックスを提示されたら、悩むことなくそのフレックスを選んでください。

さて、最後の最後で迷った場合ですが、結論から先に言うと、優先すべき、というか決定打になるのは個々のフィーリングです。データでもフィッターさんのイチオシでもありません。ただし、フィーリングを優先するにあたってポイントになることが2つあるので順に紹介しましょう。

ポイント1は、2本のどちらが「より芯で打てるか」です。打ち比べた時に、芯に当たっている感覚がより強いシャフトの方があなたに適したフレックスです。これは肌感覚で構いません、と言うより肌感覚がいい。フェース面にシールを貼って、どっちがよりセンター付近に当たっているかではなく、ただただ直感に頼って判断します。「芯で打てている気がする……」でいいのです。

シャフトには捻れたり、しなったりといろいろな動きがあり、それはフレックスによってちょっとずつ変わります。RとSRで比べたらRが軟らかいので捻れもしなりも大きい。SとRで比べたらSの方が硬いのでSは動きが少ないというように、硬さによって変わります。一方で、シャフトによっては硬さが変わってもあまり動きが変わらないものもあります。

いずれにせよ、自分に適したフレックスを選ぶことを考えた場合、捻れとしなりの2つがあって、そのタイミングが合うフレックスだと芯で打つイメージが出やすいということになります。これは多くの場合、ほんのちょっとの差になります。だから「何となく当たる」程度で十分。そのフィーリングを得られることが決め手の一つです。