買ったばかりのドライバーが当たらない!試打したときはよかったのにどうして?
石井良介のゴルフ・すべらない話:第18回
石井良介の一面を一人語りという形でお届けする連載企画「石井良介のゴルフ・すべらない話」。第18回は、新しいクラブを購入する前と後で「試打したときは最高だったのに!」なんてことありますよね? 今回は、そんなお話です。
写真/ゴルフサプリ編集部
困ったことになっています。試打で好感触を得たこともあり、喜び勇んで買ったテーラーメイドの「Qi10 LS」が当たらないんです! 自分のシャフトを入れてガチで打ったらボールが全く浮かない。ロフトを11度にして使う前提で9度のモデルを購入し、ハイヤーポジションにしているにもかかわらず全く浮きません。普段ラウンドで30~40ヤード置いていく人と一緒に回っても同じところにボールがある。みんなが「ウォー!」と大盛り上がりするほど打球がドロップするありさまです。
ほとほと困って、それでも何とか使いたくて、一生懸命あの手この手でやってみたけどやはりダメ。たまたま一緒にラウンドした生徒さんがロフト10.5度の「Qi10 LS」を使っていたので、それを借りて自分のシャフトを着けてみましたが、それでも浮きません。12度にするとさすがに浮きますが、そうなるとスピン量が増えてしまって、あまりメリットがない感じ。「こりゃダメだな」ということで「Qi10」のノーマルモデルをGDOのトライショットで3ヵ月間借りるという、プロゴルファーらしからぬ暴挙に出ています(汗)。
「Qi10 LS」は顔がいいしカッコいいドライバーなので是が非でも使いたいんですが、こんな状態で今のところ太刀打ちできていません。なぜ試打の時にすごく良かったのかといえば、純正シャフトだったから。もちろん試打の数字は大いに参考になりますが、実際に自分のシャフトを入れてコースで打ってみて、あらためてクラブ選びの大変さを実感している次第です。