オデッセイ「Ai-ONE TRI-BEAM パター」は最新技術の融合で誰でもやさしすぎるパットが可能に!
『Ai-ONE TRI-BEAM パター』をロマン派ゴルフ作家が検証する!
上田桃子が使ったことで話題になった『Ai-ONE TRI-BEAM パター』をコースに持ち込んで、徹底的にレポートする。
オデッセイは、『Ai-ONE TRI-BEAM #2 パター』と『Ai-ONE TRI-BEAM DOUBLE WIDE パター』を2024年4月26日に発売。
名称でわかるように『Ai-ONE TRI-BEAM パター』は、フェースをAi設計してミスヒットに異次元の強さを見せる『Ai-ONE パター』と、三角形のネック構造でフェースのブレを軽減する「ラケットホーゼル」を採用した『TRI-BEAM パター』を合体させたパターである。
『Ai-ONE TRI-BEAM パター』は、今回、8タイプのラインアップとなっている。その中で、スタンダードの代表として『#2』。アンサー2タイプの系譜であるニュースタンダードの代表として『DOUBLE WIDE』。この2本を試打ラウンドすることになった。
『Ai-ONE TRI-BEAM パター』の共通のコピーは、“2つの人気シリーズが意欲的な融合 打点ブレへの強さは、さらなるレベルに”だ。テクノロジーについて、説明するまでもなく、“打点ブレ”というミスに対して、二つの融合は足し算ではなく、掛け算として威力を発揮するよ、と感じさせるのだ。
パットのミスは、現象としては、打ち出しがズレるか、狙い通りの速度になっていないか、ということになるが、打ち手ではなくパターの機能面としては、芯に当たらなかったときに、フェースが当たり負けして開いたり、閉じたりしてズレが出る部分と、芯を外すことでボールの打ち出し速度が落ちて、距離がショートする部分ということになる。
「ラケットホーゼル」は、当たり負けに強いことで、方向性を安定させる。
「Ai-ONE・インサート」は、ミスヒットの速度低下を最小限で済ます。
それが合体しているのだ。悪いわけがない。
『Ai-ONE TRI-BEAM #2 パター』と『Ai-ONE TRI-BEAM DOUBLE WIDE パター』の現物を見ると、『Ai-ONE パター』で採用されたつや消しのネイブブルーのヘッドが、なんとも言えずに良いのだ。落ち着くし、カッコイイ。
ワクワクするパターの試打ラウンドは、10フィートというまあまあ速いグリーンコンディションで行うことになった。
『Ai-ONE TRI-BEAM #2 パター』と『Ai-ONE TRI-BEAM DOUBLE WIDE パター』は34インチ。
ボールは、使い慣れていて、クラブだけに集中できる『TOUR B X』を使用した。