ドライバーの飛距離が伸びた理由わかる? 打ち出し角・スピン量・初速、理由は人によって違う

オグさんがお答えします!

2024/05/13 ゴルフサプリ編集部 小倉勇人



皆さんこんにちは。おぐさんです。今回は、お客様からのご報告がテーマです。「ドライバーの飛距離が10ヤードも伸びた!うれしいけど、どうして飛ぶようになったの?単純にドライバーの性能??」と先日フィッティングさせていただいたお客様よりご報告とご質問がありました。今回はドライバーの飛距離がテーマです。
写真/ゴルフサプリ編集部

「オススメしてもらったドライバーにしたら距離が10ヤードも伸びた!とてもうれしいことなのだけど、どうして飛ぶようになったの? 単純にドライバーの性能??」と、先日フィッティングさせていただいたお客様よりご報告とご質問がありました。

前のドライバーよりも性能が良かったからと言ってしまえばそれまでですが、飛距離がアップするには当然理由があります。その理由は、ゴルファーによって変わってきますが、最も多い理由が今まで飛距離ロスしていた部分が、クラブを替えたことによって改善されることです。例えば、スピン過多で飛距離ロスしていたゴルファーが低スピンのモデルに替えたとか、高さの出ないゴルファーが上がりやすいクラブに替えたとかです。

ドライバーの飛距離は、打ち出し角、ボール初速、スピン量の要素で決まります。この三つの要素を、そのゴルファーのヘッドスピードやスイングの個性に合わせていかに適正にするかが飛距離アップを果たす重要なカギになります。近年のドライバーヘッドは、みな高性能で性能的に劣るというようなモデルはほとんどありません。そのゴルファーに合うか合わないかだけといっても過言ではないでしょう。

最近のメーカーのブランド展開は、1ブランドに複数ヘッドが用意されています。これはゴルファーをタイプ別に分類し、それぞれのゴルファーに合わせたヘッドを開発することにより良い結果が得られるようにしているのです。
そういった対象ゴルファーを絞ったヘッドは、自分に合わなかった場合、当然のことながら最適な効果を発揮はしてくれません。自分に合ったヘッドを見つけるためには、自分がどういった理由で飛距離ロスをしているのか、どういったミスをしているのかを知ることが大切です。それを知ることができれば、おのずと飛距離アップを目指せるヘッドは見えてくるはずです。