女子ツアーで実施された「セカンドカット」って何?。過去には日本のゴルフ史を変えたことも
悪天候の戦いを制したのは岩井千怜(写真は2024年RKB×三井松島レディス 撮影/Getty Images)
先週5月10~12日に開催された国内女子ゴルフツアーの「RKB×三井松島レディス」は最終日に「セカンドカット」が実施された。これは悪天候の最終日は全員をプレーさせると競技が終わらない可能性があったためで、2日目を終えて47位タイまでの59人が「予選通過」したものの、最終日にプレーしたのは27位タイまでの36人だった。
この措置は、悪天候などで定められたホール数(今大会は54ホール)を消化することが難しいと判断された時に「完走」をめざすために実施されます。プレーできなかった選手には、それぞれの順位に応じて最終日にプレーしたのと同じポイントと賞金が与えられます。
予選カットに加えて本来はない2度目のカットをするためにこう呼ばれ、かつては日本のゴルフの歴史を変えたこともありました。