知ってたほうが得をする? よくあるゴルフ場の「ローカルルール」
知っていると得するルール&マナー
ゴルフには日本ゴルフ協会(JGA)が定めた公式ルールのほかに、ローカルルールという別のルールがあるのをご存じ? その存在を知らないゴルファーでも、知らず知らずのうちに使っているはず。今回は、ローカルルールとは何か、どういうルールがあるのかを紹介しましょう。
ゴルフは楽しいけど、ルールを覚えるのが大変。そう思っている人も多いのではないでしょうか。そんなに人に、「正式なルール以外に“ローカルルール”というのがあるんだよ」と教えて上げると、「もうけっこう。ルールは公式のものだけで十分」といった答えを返す人も。その気持ち、よく分りますが、実はこのローカルルール、アベレージゴルファーにとっては「とっても助かる」ルールなのです。
例えば、皆さんがプレイベートゴルフでやっている「OKパット」や「6インチプレース」は、れっきとした(?)ローカルルール。「前進4打があって助かった」という“前4(マエヨン)”もローカルルールなのです。
そもそもローカルルールというのは、日本ゴルフ協会(JGA)が定めた公式ルール(ジェネラルルール)とは別に、ゴルフ場やコンペの幹事さん、仲間うちによって決められた独自のルールのこと。プレー時間短縮やプレー環境への配慮を目的としたものが多く、基本的には公式ルールの方針に則ったものであればローカルルールとして設けてもよいことになっています。