「頭は残す」イメージでバックスイング!「ヘッド・ビハインド・ザ・ボール」を目指そう

目指すは最大飛距離230ヤード超え!【ドラコン優勝コーチ・遠藤璃乃が教える】 飛ばし屋女子育成企画 Vol.5

2024/05/27 ゴルフサプリ編集部



飛距離アップとスコアアップを同時進行させたい! そんな夢を実現させるべく、ドラコン選手権で優勝経験のある遠藤璃乃コーチが100切り女子を完全バックアップ。挑戦するのはゴルフ大好き、モノマネからアクション、殺陣までなんでもこなすマルチタレントの神田美優さん。今回は「ヘッド・ビハインド・ザ・ボール」を教わります。
撮影協力/GOLF RANGE PLUSTER 用賀 撮影/相田克己

神田 コーチ、トップからクラブを下ろす時の動き方が気になって、うまくインパクトできないんですが……。

遠藤 そうですね。ちょっと考えすぎているようで、スイングを拝見するとダウンスイングで体が突っ込んでいるようです。

神田 そうなんです。それでダフったり、ボールが上がらなかったりしています。でも、そうならないように動くとトップしちゃうんですよ。

遠藤 わかります。トップするのはバックスイングで上体が左に倒れ、ダウンスイングで右に倒れてリバースピボットになっているからです。

神田 リバースピボットってなんですか?

遠藤 スイングではバックスイングで右サイドに体重が乗り、切り返し以降で左に乗るのが自然なんですが、それが逆になってしまうことです。右サイドに体重が残ったまま打つことになるので、下からすくい打つ形になってトップしやすくなります。

神田 体重移動ができていないということですか?

遠藤 結果だけ見ればそうなりますが、美優さんの場合は突っ込むミスを補正しようとしてそうなっている部分もあるので、取り立てて体重移動を意識する必要はありません。