FWを2本入れるなら番手は何がいい? ドライバーが220ヤード飛ぶ人のウッドセッティング

石井良介のゴルフ・すべらない話:第26回

2024/05/29 ゴルフサプリ編集部



石井良介の一面を一人語りという形でお届けする連載企画「石井良介のゴルフ・すべらない話」。第26回は、ドライバーをキャリーで200ヤード飛ばせるゴルファーのウッドセッティングのお話です。
写真/ゴルフサプリ編集部

今回は読者の方からいただいた質問に答えます。内容はタイトルの通りで。では、さっそくはじめましょう。

FWを2本入れるとしても3Wはいりません。ドライバーの飛距離が220ヤードならキャリーは200ヤードほど。低い球で転がす前提なら3Wでもいいですが、普通にいい球を打つイメージがあるなら3Wではロフトが足りません。クラブスピードに対してロフトが不足しているので打球が浮ききらないのです。それなら5Wの方が打球の高さが出やすいですし、そのぶんキャリーも望めます。

あるゴルファーがトラックマンで3Wを計測したところ、5Wとキャリーが一緒でした。おそらく170~180ヤードくらいだったと思います。3Wはそこから転がってトータル距離が出るということになっていますが、地面の影響を受けますから結局どれだけ飛ぶのか予測が立ちません。それなら5W1本でいいんじゃないかという結論になり3Wを抜いたケースがあります。

ついでに言うと、その人は4Wに相当するキャロウェイの3HL(ロフト16.5度)を入れました。さらに3HLと5Wだとロフト間が詰まったので3HLと7Wとの2本体制にしました。20年前のアニカ・ソレンスタムみたいに4Wプラスと7Wみたいな感じです。