スライスが出たら「ボール位置」と「肩の向き」を疑って!【勝又優美・アマチュアの悩み解決】

JLPGAティーチングプロ・勝又優美が解決してきた「生徒さんから相談が多いゴルフの悩み」Case.25

2024/07/02 ゴルフサプリ編集部



やさしくてわかりやすい指導で安定した人気の勝又優美プロが、これまでアマチュアに多く相談されてきたテーマを披露し、その原因と解決策を教えるシリーズ。共有できる人はもちろん、向上心をもってゴルフに取り組むあなたにも役に立つこと請け合い。今回からはラウンドで突然出はじめたミスに対する応急処置法を紹介していきます。

今回のテーマはラウンド中に出たドライバーのスライス。スライスすると飛ばないのは言わずもがな、ひどいとOBになることもあります。35歳でキャリア5年のYさんもそうで、ティショットがスライスしてOBになったため打ち直したところ、またスライスして右の林へ。結局そのホールで10叩いてしまったそうです。

その時の動画があるというので、見せていただいたところ、原因が見つかりました。結論から言うと、飛球線に対して右肩がかぶり、肩のラインが左を向くアドレスになっていました。スイングでは肩のラインに倣ってクラブが動きます。肩のラインが左を向くとスイング軌道がアウトサイド・インになる。Yさんがスライスしたのはそのためでした。