左足をヒールアップしてバックスイング!捻転が浅い、手打ちになっていると思ったら試してみて!

ゴルフコーチ・兼濱開人がわかりやすくレッスン|初心者だってできる『キレイなドライバースイング』のマスター法! VOL7

2024/07/14 ゴルフサプリ編集部



兼濱開人コーチがレクチャーする『キレイなドライバースイング』の作り方シリーズ。第7回はドライバーの飛距離アップに直結するキレイなバックスイングをレクチャーする。「バックスイングは助走的な動きなのでカラダをしっかり捻転することが大事ですよ」と兼濱開人コーチ。わかっていても、それがなかなかできない。どうすればいい?

構成/三代 崇 写真/圓岡紀夫 協力/新武蔵丘ゴルフコース

ドライバーの飛距離が出ない。フィニッシュまでしっかり振り切れている気がしない。そう感じているとしたら、バックスイングが手上げになっていることが考えられます。

バックスイングでは胸を右に90度回すくらいのイメージでカラダをしっかり回転させることが大事ですが、カラダが思うように回らないため、手先の動きでクラブを上げてしまっていませんか?

バックスイングは飛ばしのパワーを蓄えるための「助走の動き」です。カラダをしっかり回して、深い捻転を作るのがベターなのです。

バックスイングをスムーズにするためのポイントとしては、左肩がアゴの下におさまるまで回す、右肩を後ろに引くイメージで左肩の回転を促す、背中が目標方向を指すまで回す、などがありますが、カラダが硬くなってきたという人にとっては、それも難題かもしれませんね。

そこでボクからの提案。ドライバーをもっと大きく振って飛ばしたいけど、大きく振れない人はバックスイングで左足をヒールアップしましょう。テークバックで胸を右に回して捻転を深くしていくと同時に左足のカカトを浮かせるのです。

左カカトが浮くことで体重が自然に右足に乗り、カラダを深く捻転する感覚が生まれます。

トップで背中が目標を指し、シャフトが地面とほぼ平行となればOK。深い捻転が作れるキレイなバックスイングが、パワフルでキレイなトップを作るのです。

両足のカカトを地面につけたままのトップと、左足をヒールアップしたトップを見比べてみれば、どっちがキレイに見えるかが一目瞭然でしょう。