タイトリスト「GTシリーズ」の登場で!今年の夏はタイトリストのマークダウンがアツい!

中古クラブ売買の裏ワザ教えます!Vol.48

2024/07/23 ゴルフトゥデイ 編集部



中古クラブの世界で30年!中古クラブに関する知識において、レジェンドと呼ばれる中山功一氏が中古クラブの得する扱い方を伝授します。
GOLF TODAY本誌 No.626/72ページより

毎年、秋になると大手メーカーから新製品が発表されるので、夏はマークダウン商戦が盛り上がります。今年で言えば5月下旬から『タイトリストTSR』のドライバー、フェアウェイウッドがマークダウンされたので中古ショップでも売買が盛んになりました。タイトリストは2年周期でウッドの新製品を発売していますが、すでにPGAツアーでは新モデル『タイトリスト GTシリーズ』の情報が一部解禁されたこともあり、タイトリストユーザーはいち早くマークダウン品を購入しています。特に値下げ率が高いドライバーはよく売れています。

ただし、全体的な傾向としてマークダウン市場は縮小しています。その理由は海外の大手メーカーも昔のように販売期間中にずっと生産を続けることはなく、初回分がすべて売り切れて2回目の生産をしたら、そのモデルに関しては生産終了するメーカーが増えたからです。だから近年は発売直後に人気が出たモデルはすぐに在庫切れになって、次回の入荷が遅くなってしまうことが多いです。もう一つ、マークダウン品が減った要因はメーカーが販売店から製品を引き上げてしまうケースが増えたからです。

製品を引き上げる理由は安い価格で販売されるとブランドイメージが低下してしまって、次に発売する新製品の販売に悪影響が出てしまうからです。